「トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか」を読んで

私は基本的にはアウトドア趣味は無く、読書やPC・ゲームが好きなタイプです。

ですから、この日本において「山」「遭難」「死亡」とニュースなどで見かけたり聞いたりしても、いまいちピンと来ていない面がありました。

ですが、今年twitterで遭難者の目撃情報などの呼びかけをしているのを見かけまして、それがとても身近に感じ…(ニュースを通してではない生の情報だからというのか…)

「山と食欲と私」というマンガを読んだことで、少しづつ山に登ったりし始めていた自分に対して、甘くないぞ、油断するなよ!という強い気持ちを感じたのです。
#ちなみに「高尾山」「筑波山」などの山を登りました。

 

「山と食欲と私」…単独登山をする女子鮎美ちゃんが山で手作りのご飯やおやつを作って食べるまんが。とても好き。

登山と遭難

トムラウシ山遭難

トムラウシ山遭難事故をご存知ですか?

wikiから引用すると、以下のような事故です。

トムラウシ山遭難事故(トムラウシやまそうなんじこ)とは、2009年7月16日早朝から夕方にかけて北海道大雪山系トムラウシ山が悪天候に見舞われ、ツアーガイドを含む登山者8名が低体温症で死亡した事故。夏山の山岳遭難事故としては近年まれにみる数の死者を出した惨事となった。

トムラウシ山遭難事故 - Wikipedia

2009年というと、私はもう物心ついて久しかったはずなのですが、この事故の記憶は私にはありませんでした。

当時からあまりテレビを見ずインターネットや本と向き合っていたためかもしれません…

ただ、上記wikipediaの「経過」の部分を読むだけでも、「こんなことが夏の日本の山で起こるのか…」という驚愕におそわれます。

女性客bは歩けなくなった女性客eに手を貸していたが、トムラウシ分岐の少し先で倒れている女性客dを発見し、2人の腕を抱えながら下山を開始した[20]。そこへ男性客Cが通りがかったため、bはサポートを依頼した。その後Cとbは2人を引っ張って雪渓を滑り降りたが、Cは「自分のやれる範囲を超えている」と思い、1人で歩き去った[21]。bはなおも2人を引っ張って歩いたが、足がつりそうになったため岩陰に腰を下ろした。この時点ではd、eの意識はあった[22]。

人が、動けない人を助ける。人が、動けない人を見捨てざるを得ない。そういう天候に身を置くことになった恐怖…

やっぱり登山は素人が気軽な気持ちで行ってはいけないな、と。
この事故は「ツアー開催」のものですので、ツアー客目線でみた「プロ」がいるのにこのようなことになったのです。

もっと詳細を確認したくなり、以下の書籍を購入しました。
(wikiの記載の多くも、この書籍からの引用のようです。)

読み終わりましたらレビューを書きたいと思います。

#帰りに書店によったら普通に売ってなくて、amazonで注文したら翌日に届いた…できるだけ書店で買いたいけど、今はリアル店舗で新しいわけではない書籍を買うのは結構大変だよね。。多分、書店のカウンタで取り寄せをしてもamazonの速度に勝てない。

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